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2024.02.03 Saturday  | - | - | - | 

2022七夕

今日は星に想いを馳せる日。2017年から続けてきた『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』鑑賞会を行う。

今年はついに泣けなかった。ゆめみちゃんのことを想って泣けなくなる日が来たことがとても悲しい。己の中の感情、感性がどんどん失われていくのを感じる。

 

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」 [Blu-ray]

2022.07.07 Thursday 07:07 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

2022年 元旦

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年の目標は、プラチナトロフィー一か月に2個以上、取得。1日1トロフィー3年目完遂。コロナ、コロナでうんざりする世の中だけど、ゲームをやっているときは全力で楽しみたいと思います。
2022.01.01 Saturday 22:00 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

2021七夕

今日は七夕。どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……を鑑賞する日。屑屋がお前を迎えに来たんだと、ゆめみちゃんに優しい嘘をつくシーンでこみ上げるものがあって泣けた。

映画館で劇場版を観たときは号泣したなあ。思い出は満天の星空のようにきらきら輝いていて、今も褪せることがない。

こんな素晴らしい作品を作ってくれて、津田監督をはじめスタッフのみなさんには、心からお礼をいいたい。ありがとうございます。
 
2021.07.07 Wednesday 23:21 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

2021年 元旦

新年あけましておめでとうございます。長らく放置していたブログですが、たまに思い出したときにでも更新しようと思います。

1年の目標は、毎日1トロフィーを達成すること。これができること、すなわち無病息災。ゲームは健康に良い。
2021.01.01 Friday 12:00 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

当選 THEカラオケ☆バトル クオカード

郵便ポストをのぞくと封筒が。差出人はテレビ東京。

きたー! 『THEカラオケ☆バトル』のクオカード1000円分が当選した。一生懸命、感想を書いたのがよかったのかも。たまにはいいことあるんだね。
2019.02.22 Friday 22:00 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

文月 パソコン延命工作第一弾! メモリ改設

文月。注文しておいた、メモリ4GB(2GB×2)がようやく到着。



パソコン延命工作第一弾! メモリ増設――とは、スロット数が変わらないから違うな。換装、もといメモリ改設に挑戦っ。

といっても、やるべきことのほとんどはもう終わっている。なぜならば、メモリ改設において重要なのは、対応するモジュール規格(チップ規格)を調べることだからだ。マザーボードが対応していないメモリを購入しても無駄。

もうひとつは、使用しているWindowsが64bit版か32bit版かを知ることであろ。32bit版では4GBまでしか認識しかしないので、それ以上のメモリを積むことはこれまた無意味。

以上の2点を踏まえて、メモリを選択する時点でほぼすべてが完了するといっても過言ではない。というのも、最終工程としてこれからメモリの換装作業にはいるが、誰でもできる類のかんたんなものなので。

パソコンショップにいくと、OSのインストールやらインターネットの開設やらで高額の料金がずらりと書かれている。メモリの交換だって、たぶん数千円はとられるだろう。素人でもかんたんにできるのに技術料を高く設定しすぎ。料金に気圧されて、自分にはムリダナと思う人がでてくるのかもしれない。やってみなくちゃわからないのに。



パソコン内部を拝見。メモリスロットはどこだー? これでもちょっと前に掃除したから綺麗な方。ファンまわりのほこりを、丁寧にふき取った。



HDDをつなぐケーブルのうしろに隠れるようにあった。写真に写っている紅いふたつの板が、現在の1GBメモリだ。いまからこれを引き抜き、購入した2GBメモリに刺しかえる。

メモリは精密機械で静電気に弱いので、コンセント入り口に指をあてて、身体中の電気をにがす。スロット両端の固定具をかちっと横にはずすと浮き上がる。メモリの両端をもって垂直方向へ慎重に取り出す。

そして、新規メモリをファミコンのカセットを差し込むような感じで、ぐいいっと押し込む。板が折れるのを心配になるくらいの力がいる。圧力が分散するように角をもって、均等な力で押し込む。なかなか、スムーズにはまらなくて、ちょっぴり苦労した。物理的なメモリ改設で気を使うのはここだけ。



ふいー! 設置完了。

さーて、次はお待ちかねの動作確認だ。パソコン側でしっかり認識されているかな?



換装前の実装メモリは2.00GB。これが4.0G0Bになっていればクリアだ。



良しっ! ちゃんと4.00GBと認識されたぞ! ほっと胸をなでおろす瞬間。

次に、パフォーマンスの評価をみてみよう。



2GBメモリのサブスコアは5.5。ここからどれだけ上昇するのか。



お! サブスコアが6.5にアップ。確かに性能が改善されたようでうれしいっ。



換装前のタスクマネージャー。起動させただけでこの有様なんだぜ。そりゃあ動作も重くなるってなもんよ。



こちらは4GBにしてからの観測。おー……。平常時でも3GB近くメモリを消費している。負荷耐久テストでもしてたの? っていわれちゃうほどに、無理させていたんだな。

これで動作が重いと悩んでいた、ブラウザゲームもさっくさくの快適にな――



りはしなかった。ゲームを起動したら、最大の4GBをむしゃむしゃ食べてるー! もう、ど、どうしようもない。

動かせるようになるまでの復帰の時間は短くなったけれど、これじゃあダメだ。今の時代、メモリに8GBは積んでいないと不十分なんだな……。

それでも、一般的なブラウジングや、フォルダの開閉は、随分と速くなった。投資額を鑑みれば、費用対効果はそれなりにあったと結論づけられるだろう。

それじゃまっ、第二弾はどこに手を加えるかっなー?

パソコン延命工作第一弾! 結果報告。

費用:★☆☆☆☆
効果:★★★☆☆
難度:★☆☆☆☆
 
2017.07.01 Saturday 21:00 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

侵色

「これは黒色だ。黒色として見ろ!」

こころがそう警告しているのに、理性の中枢にある脳髄が命令をきいてくれない。己が信じた世界への侵食、もとい、侵色がとまらない。見れば見るほど、太字の文字が深緑色になってくる。まずい。かるく頭痛がしてきた。

突如として顕在した視覚の異変は、寝て起きても自然回復しなかった。このまま放置しておくと一大事になると決断したので、強引に時間をつくって眼科へいった。初対面の医者には、己の身をあずけても安全なのかどうか、会話のなかに用心を潜ませる必要がある。恒久的な信頼作りはめんどうだ。

しかし、今日に限ってはそんな悠長なことをいっていられなかった。「お気をわるくするかもしれませんが……」と前置きして、単刀直入にいくつかの疑問を投げかけた。担当医は、ことばの逃げ道を選ばずに応えてくれた。余白を残しながらも、信用することにした。

診断結果は異常なし。ただ、ちょっぴり標準的な人よりも瞳孔が大きいとのこと。予想がうらぎられて病名がつかなかった。最高に最悪な急転直下。あろうことか……っ!

「眼球に問題はないので、もしかすると脳になんらかの悪影響がでているのかもしれません」

やっかいな可能性を示唆される始末。病名探しは、とてつもなくしんどい。たらい回しにされた挙句、徒労におわることがほとんど。2016年末から発症した、腰から足の爪先までの南極のごとき冷え(麻痺といっても過言ではない)の正体はわからず、表面上の医療データと引き換えに時間と金銭だけが失われた。

己の考えの範疇(はんちゅう)で、そんなありきたりで生易しいものではない「冷え性」として処理し、毎日かかさず、血流をうながす薬と漢方薬を飲んでいる。初期段階にくらべれば、格段に良くなっているが、薬剤の効能よりも時間が――季節が解決の方向へと導いているのでは? と邪推してならない。つまり、医師は暖かくなるのを待っていたのではないか。ときが移ろい、また冬が訪れたのならば、同じ苦痛が襲ってくるのではないかといまから戦々恐々だ。

応急処置として目薬をもらい、経過観察という名の運任せで、とりあえずの折り合いはつけた。インターネットもしばらく控えるように薦められた。電子の海原は、色鮮やかな毒をもった熱帯魚がうようよ泳ぎまわっている。

なんでもかんでも病名をつければいいというわけじゃあるまいし、己はネットへの依存は皆無なので、あっさり断絶することができる。格ゲーのネット対戦用に強固な回線を契約しているだけで、他の用事といえば、ヤフーニュースに目を通すことと、公開日記帳をつけることくらい。たまに、アニメ公式のツイッターを流し見する程度。

にもかかわらず! せまい活動範囲でさえ、色とりどりだから混乱する。青と緑は、色がとても似ている。青緑なんてことばもあるし、信号機の青も緑。信号機の場合は、三原色(赤、青、黄)の意味合いの影響を受けて、呼び名が定着したらしいけれど。青色と緑色の区別もあやしくなってきた。白目になってあわふいて倒れそうになるのを、ぎりぎり堪えている。

まるで、ドラクエのマヌーサとメダパニを永久にかけられたきぶんだぜ。文字通りに色々とおかしくなってきている。脳とこころで正しい信号の送受信ができていない。己が信じて疑わない色への絶対的確信が、根幹からゆらいでいる。

自分だけは大丈夫という慢心のような気がして、普段は吐かないことばが喉元からでてくる。

「ばかなっ! しんじられん!」

ひょっとして、肉眼で書いているこの文字も、実はすでに深緑色に染色されているのではないか。太字は気づけるが、通常の文字は「細い」から変化を見逃しているのではないか。

どおれ、ためしに顕微鏡で拡大して目視……してたまるもんかっ! 物事を推し量るときに重要視する肉眼確認がむずかしくなってきた。極力、ネットから距離をとってようすをうかがおう。

正気をたもつのがやっと。こんなばかげたやりかたで世界がぶっ壊されるのはごめんだぜ。しばらく、ネットの文字はみたくない。待てよ? あるいは、混迷にある現在の方がマシかもしれない。青信号のように慣れて、日常化してしまいそうで怖い。

ブログの更新は、まだ黒色に見えるので、なんとか続けられそうだ。日本語の手入れのために、読み返すのが嫌にならないうちは心配いらないであろ。クソJUGEMには微塵の信頼もないから、己の目で公開して更新されていることを確かめなければならない。

他人任せにはできないときた。己が開始したゲームのコントローラは特別製さ。誰にもゆずれねぇよ。
 
2017.03.09 Thursday 21:30 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

半券は切らないで



ほしの長い旅路を終えて、ようやくたどり着いた。感無量のあまり、ことばに書きあらわせない。一度寝て起きてから、今日が現実であったことを再確認しないことには一文字だって書けやしない。『planetarian』について真剣に悩み、熟考してよかった……。想いはとどいた。うれしくて涙のひとつぶもこぼれるよ。

「半券は切らないで――」

どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。蒼の世界のかけらを手中におさめたぞ! 己がつぎのことばを選んで使うときはひとつだけ。こころより感謝をこめて。

”本当”にありがとう!
 
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2017.02.24 Friday 22:20 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

特記事項 『ソードアート・オンライン』と『planetarian』

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の公開を記念して、キーワードキャンペーンを実施中! なるものが行われている。

>参照リンク
http://sao-movie.net/keyword/

10年にひとつの逸材である敬愛する『SAO』のことならばと、たまにさぼりながらも、ほぼ毎話においてせっせと感想を送っていた。抽選でポスターが当たるらしかったが、自分には『このすば』のカズマほどの強運なんてこれっぽっちもないことを知っていたから、全然気にしていなかった。ただ、作品のすばらしさをわかっていることを伝えたかった。



まさかまさかまさか! ありえないことに、毎週3名当選という狭き門をくぐりぬけて幸運をつかんでしまった! 一体全体、何話の感想文が評価されたんだ? 複数回当選なんてミスは起こらないと思うが、最終回まで感想を送るつもり。だって好きだから。

そして、つい先日、さらなる狐の嫁入りが起こってしまった。これはもう1週間ほど前のこと(正確には2016年10月28日頃)であり、その瞬間に記事にすべきだったのだが、にわかには信じられなかったので、機会を逃していた。よって本日、記す。



一等星の蒼である『planetarian』のキャンペーンの一環の、「星に願いを」を聴いて感想をツイート! に純粋な気持ちで応募したら、これまた2名の内の1名として当選した。

>参照リンク
http://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/special/planetarian/?ref=dspace

「星空に想いを馳せるすばらしいひとときでした。星にまつわる歌の選曲も、とても良かったです。楽しい旅をありがとう!」

あまりに率直で簡素な感謝の言葉を伝えただけなのに! ここ最近は、何度となく狐につままれている。不可思議としか形容のしようがない。無論、どちらも手放すつもりはない。

星への願いは叶うときもある。
2016.11.03 Thursday 21:00 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 

星の舟と蒼の純潔 『planetarian〜星の人〜』 映画感想

映画、『planetarian〜星の人〜』を観賞して、今やっと戻ってきた。生涯で忘れることができない、どんなときも決して消えることのない美しい無窮のきらめきをこころに刻みつける特別な日となった。

電車に揺られ、上映の1時間前に到着。受付であらかじめ予約確保していた特等席の半券をもらう。グッズはどこで販売しているんですか? と訊いたら、指差されるワゴンの上にぞんざいに置かれていた。もうちょっと気を配って彼女を扱えよ! しかも、トートバッグとクリアファイルしかなかった。マグカップがあれば、毎日お茶を飲むときに思い出に浸れるなと考えていたから、落胆した。トートバッグは実用的だし、値段も安かったから購入を迷ったが、使う内にぼろぼろになっていくのを見たくなかったので断念。

大丈夫! すぐに元気! 開場は10分前からとのことだったので、適当にくつろいで静かにそのときを待った。チラシを持ち帰りたかったがもう置いてなかった。がっくし。

そして、時間が来たので映画のチケットを渡して入場。来場者特典、こつえーのゆめみちゃんミニサイン色紙を手渡しでもらった。


やったぞ! 望みの物が手に入った!

これが本当に、うっとりするほどのすばらしいできばえ。絶対に手放すことはしないッ。自分が死ぬときは棺おけの中にこの色紙を入れてほしい。

案内された映画館のスクリーンは小さかった。座席数の規模からこんなものであろと、だいたいの予想はしていたので問題なし。客入りは20名程度だったかなー。ファンとしては、残念に思うところだけど、できるだけ少人数での観賞が叶えられたのでうれしかった。席はがらがらだったし、隣に座る人はいなかったから一安心。千思万考を重ね、本日に狙いを定めたことは正解だった。

よしっ! 誰にも邪魔されず思う存分楽しめる!

どーでもいい、他の映画の予告編には目もくれず、こつえーミニサイン色紙に酔いしれながら、今か今かと心待ちにした。ついに、本編の上映がはじまった!

ゆめのような2時間だった。生きていたら、こんなにすばらしい日に出会えるものなのかと感動した。自分でもびっくりするぐらいに号泣。さすがに声を出してむせび泣くなんて恥知らずなことはしなかったが、ぐすんぐすんと鼻が鳴るのを止められなかった。もしかしたら、一席飛んで隣に座っていた人に不快感を与えてしまったかもしれない。まぁ、本作を観賞するために星に導かれて映画館へと集ってきた人だから、落涙するのぐらいは許してくれたと信じたい。自分の他にも、すすり泣く声が聴こえてきてたし。

実際のところの内容は、正直言って拍手喝采で褒められるようなものじゃなかった。だって、本作を有体にいえば……だから。あまり多くを語りたくないのだが、ブルーレイで配信版(『planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜』)と、劇場版(『planetarian〜星の人〜』)をふたつにわけないでください、と願いたくなるようなものだった。大ヒントになってしまうけれど、配信版を見逃した人でも、むしろ見逃している人ほど、劇場版を楽しめる。何を言いたいかは個人で実際に鑑賞して、察してもらいたい。

でもねっ! 結末とエンドロールは、劇場版ならではの余韻を味わえるとても完成度の高いものだった。紡がれる、星の系譜の意味を知った。星屋の最後のセリフが印象深い。こころに響く、終幕の瞬間を見届けることができただけでも満足。上映が終わって、館内に電灯が灯ったあとでもしばらく動けなかった。一番最後に劇場を去ったのは自分だった。


観賞を終えたあとに、名作と納得したら購入しようと考えていたパンフレットを買った。1,200円もするのに薄いし、ぼったくり価格もいいところだったが、思い出に必要だと判断したから別に良い。


映画館から外に出た足で、近くの本屋へ向かった。家を出発する前に、電話で事前確認しておき、取り置きをおねがいしていた文庫版を入手するのが目的。購入特典の応募コード付きしおりがあることを、しっかりと確かめて購入した。丁寧な対応をしてくれた女性店員に感謝を。

たっぷりの夢見心地きぶんを味わいながら、電車に乗って帰宅の途へと就いた。電車は星の舟だった。舟から眺める街の光は、星々の輝きのよう。とてもきれいに映った。

本作を観賞したことで、自分は、静謐なる蒼の感情を取り戻した。蒼、つまりそれは純潔。自身で言うのもなんだが、自分は非常に純粋なこころをもっていた。それが大きなズレにもなっていた。学生時代は、うんざりするバカたちの恰好の標的になり、いっつも嫌がらせを受けていた。人々は蒼と決別することで、大人へとなっていくのだからもったいない。

しかし、自分はどうしても蒼の精神を捨てることができなかった。社会にでてもズレが広がるばかり。真面目に生きるほど、苦悩と葛藤の日々にさいなまれていた。結果として、狐疑逡巡にとりつかれた。他人の負の側面ばかりが目に付いてしまい、嫌気がさしていた。

そんな生き方でも、良いんだよ。本作はそっとそんな優しさをおしえてくれた。そうか。そうなのか。見失っていた希望の星の瞬きが見えた。

ありがとう。だから、ゆめみちゃんのことは大好きさ。君を忘れない。
 

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」 [Blu-ray]
KADOKAWA / 角川書店 (2016-09-28)
売り上げランキング: 73
2016.09.13 Tuesday 22:50 | comments(0) | - | 特選 思い出走馬灯 | 
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