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2024.02.03 Saturday  | - | - | - | 

謝辞と謝罪

「第1回講談社ラノベ文庫新人賞」への応募を目標に小説を書き綴っておりましたが、どうあがいてもあと二日で完成させることができなくなりました。

完成を信じ、未完成にも関わらず時間を割いてまで下読みにお付き合いくださった方々、ありがとうございました。そして、信頼を裏切る形になり申し訳ありません。

執筆の途中でおもしろさに確信がもてなくなった瞬間に、どうしても前に進むことができなくなったのです。失うものなど何もない挑戦者の分際で、日に日に膨らむ負のイメージに押しつぶされてしまいました。

全ては自分の浅はかさと力不足です。もう一度出直してきます。

応募断念にともない、ブログで契約している有料サービスは今月で打ち切ります。パス付での公開が不可能となり強制公開になってしまいますので、明日中にでも記事を削除します。
2011.05.29 Sunday 22:24 | comments(0) | - | 恣意的戯言日記 | 

読書感想 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 著:岩崎夏海

単行本:272ページ
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2009/12/4

2010年の大ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を読了。

いわゆるライトノベル風な表紙から、萌え要素たっぷりの青春娯楽小説と思って読み始めたらとんだ肩透かしをくらった。まず目に付くのが文章の稚拙さ。有体にいえば中学生の作文レベル。事実だけが淡々と列挙してあるだけ。心情描写も浅薄そのもの。書店に並ぶ小説のレベルに達していないことは明らかだ。

本作はプロローグとエピローグ、その間に8章を含む構成をとる。第1章の”みなみは『マネジメント』と出会った”までを読み終えた時点での感想は「これが200万部も売り上げるような作品かぁ?」とはなはだ懐疑的であった。

主人公のみなみと『マネジメント』の出会いにしても、嘘のような強引さである。駄洒落かよっ! とツッコミたくなる。第1章最後にあるみなみの昔の思い出話もとってつけたような印象を受けた。

率直にいおう。本作は純粋な小説として評価するとだめだめだ。

ところが別の観点から読み進めると、本作はとてもおもしろい本に化ける。では、本書のおもしろさはどこにあるのか。それは表題が全てを物語っている

俺は本作を手にしたとき思った。

ドラッカーって誰? ヤク中の人? マネジメントは経営や管理のことだよな? 表紙に佇む可愛らしいセーラー服の女の娘がマネージャーなのか。何がなんだかさっぱりわからない。しかし、すごく気になる!

興味を持った時点ですでに術中にはまっていた。

ドラッカーのマネジメントとは組織経営について書かれた実在する本である。あとがきの解説によると経営学のバイブル的存在らしい。

経営と高校野球。一見すると無関係に思える両者を結びつけた着眼点が実におもしろい。

本書は、『マネジメント』を手本に、主人公のみなみが学校のお荷物と化した野球部を再建していく物語である。わかりやすくたとえるなら、進研ゼミの漫画をドラッカーに置き換えた小説といえるだろう。

事実、「ここ進研ゼミでやったところだ!」と言わんばかりに、野球部の抱える様々な問題に直面するたびにみなみは『マネジメント』を取り出して解決していく。まるで一神教の敬虔な信者のようなすさまじいまでの崇拝ぶりである。漫画でよくいる導き役、主人公より先に進研ゼミをやっている先輩(友達でも可)に相当する、野球部の部員もいるから驚きだ。俺の高校時代にそんな奴は周りに一人もいなかった。もちろんその部員も『マネジメント』のすばらしさを諄々と説いてくる狂信者である。お前はダイヤモンド社(※本書の出版社)の広報担当かっ!

このあたりの非現実感はライトノベルに通じるところがあり、表紙に萌えイラストを持ってきた点が、最大限に活かされている。もしも表紙がごく普通のビジネス書にあるような”お堅い”ものであったならばどうだろう。真のおもしろさに気づく前に、陳腐な内容と見限られて何の話題にもならず埋もれていた可能性大であろ。表紙は、本書を書店で顧客にどうやって手にとらせるかの工夫、『マネジメント』でいうところの”マーケティング”を絶妙に演出している。

また、本書が大ベストセラーになったことで、もしダイヤモンド社がドラッカーの『マネジメント』を読んだらを、実現させている点も興味深い。

みなみが『マネジメント』で野球部を甲子園に導いたように、『マネジメント』を読めば本を売り上げることにも、すなわち何にでも応用できることをこれ以上にない説得力をもって表しているのだ。

野球部を実際の身の回りのことがらにおきかえて考えながら読むと、本作は非常におもしろい。学ぶべき点は多くある。最初は稚拙に思えた文章も最後まで読んでしまえば、『マネジメント』の概要を知るには最適の文章力のように思えてくる。とにかく読みやすい。

読了後は、現実にある身の回りのやっかいな問題がすべて『マネジメント』の理論で解決できそうな気分になってくることうけあいだ。


2011.05.28 Saturday 23:10 | comments(0) | - | ぶった斬りレビュー | 

Xbox 360 250GB + Kinect スペシャルエディション 発売(※実質再販)

Kinectの目玉タイトルとして注目を集める『Dance Central』の発売に合わせて、Xbox 360 250GB 本体にKinectを付属した『スペシャルエディション』の発売が決定。発売日は2011年6月2日で価格は39800円[税込]。

実はこのセット、Kinectの発売を記念して生産された『発売記念限定パック』とまんま同じ内容である。

全然ッ、微塵も魅力が感じられない。ライバルのPS3の沈黙している絶好の機会にまたもお粗末な一手。Xbox360が人気で品薄になったときは生産できずにチャンスを潰し、今回のふってわいたような転がり込んだチャンスさえも潰す。日本マイクロソフトの時流の読めなさっぷりには、呆れるばかり。ゲームはいつからだって続きを楽しめるというのに、もう完全に諦めてしまったのでは? と疑念を抱かずにはいられない。

携帯電話の販売戦略のように、既存のユーザをないがしろにしてまでも多機種からの乗り換えユーザを超優遇といった露骨さがあってもいいように思う。たとえば、乗り換えユーザには、一年間分のbox Live 12ヶ月 ゴールド メンバーシップをプレゼントでもいいではないか。ネット=無料だと思っているユーザに対してはある一定の訴求力があるだろう。

ここで、ゴールドメンバーを全面無料にするというのは間違いだ。俺はゴールドメンバーは有料であり続けるべきだと思う。その代わり、有料ならでは質の高いサービスを提供する責任を負ってもらわなければならない。無料化は無法の温床になり、経済の衰退のはじまりとなる。

Xbox360には、セガサターンやドリームキャストに通ずる雰囲気があるように感じる。わかりやすくいえば、性能では決して他の機種に引けをとらないのに、肝心のハードメーカがちょっぴりおばかさんという点だ。その点セガは愛すべきバカであった。全力でユーザを楽しませようとがんばってくれた。今まで発売されたハードの中でもっとも好きなものはと聞かれれば、少し迷ったあとにセガサターンと答える。バックアップカートリッジの認識率の低さはこの際目をつむろう。

一方のXbox360ときたら真性のバカである。救いようがない大バカだ。

現在において、新規のユーザを獲得するのにもっとも効果的な方法はKinectを全面に押し出すことではない。Xbox360の基本であり全てである『Xbox360 250GB』の価格を下げることではないかと考える。Kinectなんぞは、Xbox360に触れたユーザにあとから広めればいい。

Kinectの技術はすごいと思う。しかし、肝心のソフトがまったくない。調べてみて愕然とした。2010年10月20日発売され、半年が過ぎ去ったのにたったの10本しか発売されていないのだ。コンテンツ不足で苦境真っ只中の3DSだってびっくりして画面飛び出すわ。実質、『DanceEvolution』専用周辺機器と成り下がっているのはないかと思う。こんな調子で、新規ユーザを対象としたセットに魅力を感じる人がどれほどいるというのか?

Xbox360には良質なソフトが多く、しかも嬉し悲し安い。弱点とされていた本体の脆弱性もすでに過去のものとなった。秘めた潜在能力はぴかいちなのに、発揮できないでいることがもどかしく、そして惜しい。

やればできる子なんだ、Xbox360は。

Xbox 360 250GB
Xbox 360 250GB
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マイクロソフト (2010-06-24)
売り上げランキング: 93

参照リンク
Xbox 360 250GB +Kinect(スペシャルエディション)が2011年6月2日に発売決定(ファミ通.com)
2011.05.20 Friday 22:11 | comments(2) | - | 興味津々ニュース | 
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